どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。
この記事では、「地方副業・リモート副業はなぜ盛り上がっているの?リモート副業で求められるスキルって?」という疑問にお答えしていきます。
最近、「地方副業」「リモート副業」というワードを聞くようになりました。一部では「ふるさと副業」「ビヨンド副業」なんて呼ばれ方もされています。
これらは基本的に同じもので、「(都心勤めの人が)地方企業に副業で貢献すること」を指しています。
動機はそれぞれでも、「地方副業に興味がある!やってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。
私自身も取り組んでいますが、やりがいがありますし、関心のある方には自信を持っておすすめできます!
取り組みにあたっては、盛り上がっている理由や求められるスキルについて理解しておくほうがスムーズに入っていけると思います。この記事で紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
- 地方副業・リモート副業に興味がある!やってみたい!
- 地方副業・リモート副業が、なぜ盛り上がっているのか知りたい!
- 地方副業に求められるスキルは知りたい!
地方副業・リモート副業が盛り上がっている理由は?求められるスキルとは?
地方副業・リモート副業を始めるにあたって、地方企業が抱えているニーズや求められている人材像を理解したうえで挑戦するほうが、マッチングする可能性も高くなりますよね、
だからこそ、「なぜ今、地方副業が盛り上がっているのか?」「リモート副業にはどんなスキルが必要とされているのか?」を知ることは有意義だと思います。
なぜ今地方副業なのか、順番に説明していきますね。キーワードは「人口構造の変化」「テレワーク(リモートワーク)の浸透」「コミュニケーション能力」「デジタルリテラシー」です!
地方副業・リモート副業が盛り上がっている理由とは?
まずは地方副業・リモート副業が盛り上がっている理由についてです。
ここでは2つの側面から説明していきます!
人口構造の変化による若手・中堅人材の不足感
少子高齢化による人口構造の変化がじわじわと進んでいますが、それに伴って地方の過疎化も進んでいます。
地域によって差はありますが、若手人材の減少・流出にかなりの危機感を持っているところが多いです。優秀な人材を採用したくても、絶対数が少ないがゆえになかなか採用できないという話もよく聞きます。
そんな人材不足に対する対策のひとつとして、地方副業・リモート副業に注目が集まっている。これが地方副業に注目が集まっている理由のひとつです。
元々は、都心の人材に対して、UターンやIターンのような「移住」を促す政策が中心でした。ただ移住となると、家族の問題や収入の問題もあり、多くの人にとってはハードルが高いのも事実です。
そこで、最近では発想を転換して、必ずしも移住にこだわらない自治体が増えてきています。住んではいなくとも、何かしらの形でその地域に関わってくれる「関係人口」を増やしていこう、という考え方が浸透してきています。
私もいくつかの地方で複業をしていますが、「関係人口」という視点に切り替えて、複業・副業人材の活用に力を入れている自治体が増えてきている印象です。例えば鳥取では、平井知事のリーダーシップやプロフェッショナル人材拠点の方々の尽力もあって、「地方副業」がかなり盛り上がっています。
地方で不足している若手・中堅人材を補う手段として「複業・副業人材の活用」は今後ますます広がっていくと思います。
若手・中堅の副業人材に対するニーズは確実に高まっている!
コロナ禍での急速なテレワーク(リモートワーク)の浸透
地方副業の盛り上がりを語るうえで欠かせないのは、「テレワーク(リモートワーク)の浸透」です。
Web会議やチャットツールの普及は、「リモートで働くハードル」を大きく下げました。
便利ツールの普及とあわせて、心理的なハードルも下がったことも大きいです。コロナ前は、Web会議ツールを提案しても「やっぱり実際に会わないと仕事はできない」という意見が圧倒的に多かったですが、今では多くの会社でテレワークが浸透し、「リモートでも十分に仕事はできる」という意識にシフトしています。
「地方に貢献したいけど、毎回訪問するのはちょっと難しい」、「リモートでの支援には限界がある」という大きな課題が解決されたことで、地方副業は加速していますし、今後さらに広がりをみせると思います。
コロナは経済に大きな影響を及ぼしましたが、複業・副業の観点ではプラスに作用している面も多いといえるのではないでしょうか。
テレワークが当たり前になり、リモートでの支援も可能に!
地方副業・リモート副業で求められるスキルとは?
地方副業・リモート副業では(当たり前ですが)リモートで支援をすることが多くなります。
また、「地方にはいない(いても数が少ない)専門知識をもった人材」に対するニーズが強いので、その専門性を移転させていくことも重要になります。
そんな環境の中で支援を効果的に行うために、副業人材に求められるスキルを2つご紹介します。
コミュニケーション能力・分かりやすく伝える力
地方副業・リモート副業に限らず、あらゆる場面でコミュニケーション能力は重要です。
ただ、地方副業の場合、「実際に会ったことがないなかで、コミュニケーションツールを用いながら関係を深めていく」、「専門性のある副業人材が、その分野にあまり詳しくない地方企業の人にノウハウを伝える」場面が多い性質上、より、コミュニケーション能力の重要性が高まります。
ただ社交性が高ければいいというわけではありません。専門知識を持っていても、それを伝えるのが上手でなければなかなか効果が上がらないため、「自分の知識・ノウハウを、いかに分かりやすく伝えて、行動に移してもらえるか」という「伝える力」が重要です。
専門用語は使わず分かりやすい言葉で言い換える、説明資料では図解を交えて分かりやすく伝えるなど、創意工夫が必要になるでしょう。
言い換えれば「相手の立場で物事を考える力」が問われるともいえます。
自分のノウハウを分かりやすく伝える力が求められる!
便利ツールを使いこなすデジタルリテラシー
地方副業・リモート副業では、Web会議やチャットツール、オンラインストレージなどを活用することが求められます。
地方企業の方々も当たり前のように使いこなす人が多いですが、必ずしも全員がそうではないので、時にはツールの使い方をフォローしながらの支援が必要です。
Web会議やチャットツールは色々と種類があるため、支援先が使い慣れているものに合わせることもあるでしょう。
支援と並行して、各種ツールを使いこなせるデジタルリテラシーを身に着けていくことが大切です。
デジタルリテラシーを高めて支援先をフォローすることが重要!
なお、地方副業・リモート副業を成功させるポイントについて↓の記事でも詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。
まとめ|地方副業・リモート副業が盛り上がっている理由は?求められるスキルとは?
この記事では、「地方副業・リモート副業が盛り上がっている理由は?求められるスキルとは?」について解説しました。
私自身、地方副業に取り組んでみて、やりがいや自身のスキルアップを実感しています。少しでも関心がある人は、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいです。
この記事が、これから地方副業を始めようかなと思っている人の背中を押すことができればとても嬉しく思います。
ちなみに、地方副業に限らず、「複業・副業そのものが広がっている理由」や「今すぐ複業・副業を始めるべき理由」についても↓の記事でまとめていますので、ぜひあわせてお読みください!
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