会社員の複業には「地方副業」が向いている3つの理由とは?

どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。

こんな疑問や悩みはありませんか?
  • 最近、地方副業が熱いって本当?
  • 地方副業をするうえで心掛けることって?
  • 会社員でも地方副業ってできるの?
会社員の地方副業ってあり?なし?

このブログでもさまざまな切り口で紹介してきた「地方副業」。元々は、一部の地方自治体だけの取り組みでしたが、その成果が上がってくるにつれて、全国各地に広まっています。形こそいろいろありますが、今ではかなり多くの自治体が取り組んでいるのではないでしょうか。

私もこれまで5つのエリアで「地方副業」を経験してきましたが、そこで確信したのは「会社員の複業には、地方副業がとても向いている」ということです。

この記事では、「会社員の複業には、地方副業が向いている理由」を3つに絞って説明します。

地方副業に興味がある人、複業そのものに興味がある人、複業に踏み出すきっかけが欲しい人はぜひご一読ください!

この記事はこんな人におすすめ
  • 最近よく聞く地方副業への理解を深めたい!
  • 地方副業に興味がある!
  • 会社員の複業に地方副業が向いている理由を知りたい!
目次

会社員の複業に「地方副業」が向いている3つの理由とは?

会社員の複業に「地方副業」が向いている3つの理由とは?

私自身、これまで約2年ほど複業を実践して、さまざまなエリア、さまざまなプロジェクトを経験してきました。都心での複業もあれば、地方での複業もあり、それぞれうまくいったこともあれば、うまくいかなかったこともあります。

その経験を踏まえてですが、私は「地方副業は会社員にこそ向いている」と確信しています。

その理由として特に大きいのが、次の3つです。

会社員の複業には「地方副業」が向いている3つの理由
  1. 地方副業では、高度な専門性よりも総合力が求められるから
  2. 地方副業はリモートでの支援が前提で、移動がないから
  3. 地方副業では、稼働時間が少なめでも支援ができるから

どれも、会社員の複業に向いている要素ばかりです!順番に見ていきましょう。

地方副業では、高度な専門性よりも総合力が求められるから

「複業を始めたい。でも自分にできるのかな?」と不安に思う人にありがちな誤解が「複業は高度なスキルを持った一部のスーパーマンがやるもの」というものです。

確かに、一部の複業案件では高度なスキルが求められることもありますが、多くの場合はそんなことはありません。

特に地方副業に限っていえば、いきなり高度な専門性が求められるケースは少ないです。

むしろ「これから始めるので、基本的な部分から教えてほしい」というケースのほうが圧倒的に多い印象があります。

SNSマーケティングの支援を例に出すと、「SNSを活用して集客していきたいが、何から始めればいいか分からないので、最初から丁寧に教えてほしい」というようなイメージです。

つまり、「すでにやっていることを、高度な専門性を持ってさらに高めてほしい」というニーズよりも、「基本的な部分からなので、分かりやすく教えてほしい、伴走者として一緒に考えながら支援してほしい」というニーズのほうが多いということです。

「それなら自分にもできるかもしれない」という人は意外と多いのではないでしょうか?

もちろん、だからといって、誰でもいいわけではありません。少しの専門性を含めた「総合力」が必要です。

人と人とのやり取りですし、分かりやすく伝えるのが重要なので、コミュニケーション力は欠かせません。当たり前ですが、誠実な人柄もとても大切です。相性が合うかどうかも大事でしょう。

この総合力は、会社員が日々鍛えている能力とそう変わらないはずです。すでに多くの会社員の方が、地方副業の適性を持っているのではないでしょうか。

「専門性だけではない総合力」を備えている会社員の方は、地方副業にとても向いていると思いますよ!

地方副業はリモートでの支援が前提で、移動がないから

地方副業では、多くの場合、都心に住んでいる人材が、都心以外のエリアの企業を支援します。その結果、当たり前ですが、地方副業は「リモート」での支援が基本になります。もちろん、案件によっては何度か現地に行くこともあるでしょうが、その場合でも日々の支援はリモートで行います。

リモートのメリットは、何と言っても移動時間が節約できる点です。家からでもカフェからでも、どこからでも支援ができます。

会社員が複業するときにネックになりやすいのが実はこの移動時間です。始業前や就業後に支援先に移動して、戻ってきて…というのは、時間的に厳しいことも多いでしょう。移動が頻発する複業は、あまり現実的とはいえません。

地方副業は、距離的にかなり離れているケースがほとんどなので、「来てもらう」という発想になりません。だからこそ、会社員が行う複業としては、とても適しているというわけです。コミュニケーションはWEB会議やメール、チャットを通して行うことになりますが、普段の勤務で慣れている人も多いので、むしろストロングポイントとして活かせるでしょう。

ちなみに、中途半端に行き来できてしまう距離だと、どうしても「きてほしい」となりがちなので、結果的に複業が成り立たなくなるケースが少なくありません。私もそれで苦い経験があります…。そのあたりは↓の記事も参照してください。

地方副業では、稼働時間少なめで支援ができるから

最後の理由は、「稼働時間が少ない傾向にあるから」というものです。

都心の案件では、「会社員の複業人材」だけではなく、「フリーランス」の方も申し込むケースが少なくありません。そのため、「週2~3稼働」「日中も打合せ時間がとれる」など、複業人材にとっては少し条件が厳しいことがあります。

一方で、地方副業の場合は、そこまで長い稼働時間を想定した案件は稀です。これにはいろいろな理由があると思いますが、稼働時間が長い場合、どうしても月の報酬額が高くなってしまい、地方企業として負担するのは難しい水準になってしまうことも理由のひとつでしょう。

そのぶん、地方副業では、短い時間(例えば月に2回のミーティング、合計3~5時間程度)に、集中してノウハウを伝える工夫と、メールやチャットツールでのコミュニケーションが重要になってきます。

フリーランスの立場でいえば、稼働時間が少なく報酬の絶対額が少ないため、なかなか手を出しにくいのが地方副業です(小さめの案件をたくさん受け持つのは、管理も煩雑になってしまいますよね)。

その点、会社員であれば、複業の稼働時間が多くとれない人もいるので、むしろちょうどよかったりします

普段鍛えている総合力を駆使して、短い時間を濃く過ごしていく。どれが、それが地方副業に携わる会社員に求められているものだと思います。

なお、決して「安く働く」ことを推奨しているわけではありません。中にはプロボノのような無償の案件や、報酬がかなり安価な案件もありますが、私自身はその流れには違和感を持っています。価値を提供したのであれば、胸を張って、提供価値に見合った報酬を受け取るべきでしょう。

絶対額は少なくとも、そこは進め方次第で、相応の時間単価をもらうことは十分可能です。会社員としてもらっている時間単価以上を目安として、地方副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ|地方副業は会社員にこそ向いている!

この記事では、会社員の複業には「地方副業」が向いている3つの理由とは?をテーマに説明してきました。

高度な専門性がなくとも、会社員が得意としていることを活かすことで、地方副業を実践することは可能です。むしろ、総合力がある人材を、多くの企業が求めていると感じています。

私自身、地方副業を通してスキルアップできただけではなく、さまざまな出会いがあり、人生が豊かになったように思います。興味がある人には本当におすすめです。

会社員の複業にこそ向いている「地方副業」に、ぜひ一度取り組んでみてはいかがでしょうか。

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