複業は誰にでも向いているわけじゃない。複業に向いていない3つのタイミングとは?

どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。

こんな疑問や悩みはありませんか?
  • 複業ってどんな人に向いているの?
  • 最近やたらと複業が推されているけど、誰にでもおすすめなの?
  • 「こんな人に複業は向いていない」ってある?
複業に向いていない人もいるよね?

このブログは、「複業の始め方を、実体験をベースに伝えていく」がテーマです。それなのにこんなことを言っていいのかは分かりませんが、「誰にでも複業が向いているわけではない」というのが私の意見です。正確には、「誰にでも、複業に向いていないタイミングがある」と思っています。

もちろん、↓の記事でも書いた通り、複業のメリットはたくさんありますし、誰にでもおすすめしたい気持ちはあります。ただ、それぞれが置かれた状況によっては、「今ではない」というケースはあるということです。

この記事では、「複業に向いていない3つのタイミング」について説明します。

これから複業を始めようかなと思っている人、すでに複業をしている人、複業するかどうか悩んでいる人はぜひ読んでみてください!

この記事はこんな人におすすめ
  • 複業が向いている人・いない人について知りたい!
  • 「正直、複業が向いていない人」を教えてほしい!
  • 「複業が向いていない3つのタイミング」が気になる!
目次

複業に向いていない3つのタイミングとは?

複業に向いていない3つのタイミングとは?

何度も繰り返しますが、複業にはメリットがたくさんあります。タイミングさえ合えば、複業は誰にとってもプラスになるとも感じています。

ただそれも「タイミングが合っていれば」という前提は外せません。「複業に向いていないタイミングで始めてしまったために、継続できずにやめてしまう」のももったいないので、始める時期はしっかりと見極めたほうがいいでしょう。

私が複業をしてみて実感した「複業に向いていないタイミング」は、以下の3つです。

複業に向いていない3つのタイミング
  1. 入社・異動したばかりで職場に慣れていない
  2. 勤務先の仕事がとても忙しい(繁忙期など)
  3. プライベートな用事で忙しい(ライフイベントなど)

入社・異動したばかりのタイミングは複業に向いていない

複業に向いていないタイミングのひとつめは「入社・異動したばかりのとき」です。

「新入社員も複業OK!」な会社も確かにありますし、実際に学生時代から手掛けていたビジネスをそのまま継続したいという人はいるでしょう。一部、そういったことを難なくこなしてしまう人がいるのも事実ではあります。

ただ一般的には、「新入社員に複業は向いていない」、少なくとも「新入社員のときに複業を始めるのは向いていない」と思います

現実として、「複業をしている」と言うと、「会社の仕事をちゃんとしているんだろうか?」というように色眼鏡で見られがちです。ただでさえ、まだ職場に慣れておらず、人柄や仕事ぶりを知られていない、そして評価も安定していない中で、複業をしていると、最初の印象が悪くなってしまうリスクがあります。

多くの人に納得してもらえると思いますが、「最初の印象」は非常に重要です。一度悪い印象がつくと挽回するのが難しいことも少なくありません。まずは職場に慣れて、仕事ぶりや人柄を正しく評価してもらうことを優先したほうが、中長期的にみてプラスだと思いますし、複業もしやすくなると思います。

新入社員だけでなく、転職して会社が変わった人、人事異動で部署などが変わった人も同様です。職場に変化があるタイミングでは、勤務先の仕事を優先するのがおすすめです。

もちろん、複業は権利ではあるので、「職場環境が変化したばかりだからといって複業を止められるのは嫌だ」という人もいるでしょう。複業しながら、新しい勤務先でも活躍できる人も当然います。

ただ、あくまで傾向としては、「あいつは仕事をしっかりしてくれる」と評価されるようになってからのほうが複業もやりやすいしですし、相乗効果が得られやすいでしょう。

私自身も、4月に人事異動があり、慣れない仕事を始めることになります。働くペースも変わってくるでしょうし、新しい仕事や職場に早く慣れたい気持ちも強いので、複業のペースを緩める時期になりそうです。

勤務先の仕事がとても忙しいタイミングは複業に向いていない

複業に向いていないタイミングのふたつめは「勤務先の仕事がとても忙しい時期」です。

忙しい部署に配属されたり、繁忙期があったりと、「仕事がめちゃくちゃ忙しい」タイミングは誰しもあると思います。

そんなときに複業をがっつりやろうとすると、どうしても無理をすることになってしまいますし、プライベート(例えば家庭)を犠牲にしてしまう可能性もあります。

それぞれの価値観があるので何がベストとは言いづらい面もありますが、やはりそういう時期に無理して複業をする=仕事を増やすのはおすすめできないです。

勤務先の仕事が忙しい時期に複業をすると、それぞれの仕事が中途半端になってしまうかもしれません。勤務先での仕事の質を落として、職場での信用を失ってしまっては元も子もありませんし、勤務先の仕事を優先して複業の質が落ちるのもNGです。それこそ、複業先からの信頼をなくしてしまいます。「複業」のポイントは、あくまでどちらも本業として、責任をもって仕事をすること(それが実現可能な体制を整えること)です

ちなみに、両立するために無理をして、身体を壊してしまうのは一番ダメです。健康だからこそ仕事ができるので、くれぐれも無理はしないようにしましょう!(複業を始めたばかりのころは、どうしてもオーバーワークになりがちだったりしますので…。自戒も込めて…。)

プライベートな用事で忙しいタイミングは複業に向いていない

複業に向いていないタイミング、最後のひとつは「ライフイベントなどで、プライベートが忙しい時期」です。

「完全な仕事人間」の方(仕事って面白いですし、その価値観自体は全然ありだと思います)はあまり気にしなくていいかもしれませんが、「プライベートが安定している・充実しているほど、仕事にも取り組みやすい」という人は多いのではないでしょうか。

そんな人にとって、プライベートと仕事のバランスは重要です。それが、複業に取り組むことで崩れてしまっては本末転倒でしょう。

例えば、「結婚して間もなく、まだ共同生活のリズムができていない」、「子どもが手がかかる時期で、どうしても隙間時間がつくれない」というタイミングなら、家庭に集中したほうがいいかもしれません。

もちろん、工夫をして時間をつくれるなら、そういう時期でも複業に取り組むのも選択肢のひとつです。「家庭を言い訳にしよう」ということでなく、プライベートしっかり向き合って、どう行動するのが自分にとって幸せなのかを見極めたほうがいいということです。

仕事(複業)を含めた全体の生活の質をどれだけ高められるか、サステナビリティ(持続可能性)はあるか、その点が重要だと思います。

実際に複業仲間からも、複業に時間を割きすぎて家庭がぎくしゃくしてしまった、という話はよく聞きます。楽しくて頑張りすぎてしまう気持ちも分かりますが、バランスを大切にしましょう。

まとめ|複業に向いていない3つのタイミング

今回は「複業に向いていない3つのタイミング」をテーマに書きました。

入社・異動したばかりの時期、勤務先の仕事が忙しい時期、プライベートが忙しい時期であれば、複業を始めるのを少し先にしたり、今やっている複業を少し抑えめにしてもいいかもしれません。

「複業したい!」と思えば思うほど近視眼的になりがちですが、短期的な視点ではなく、中長期的な視点に立って、それぞれのタイミングにおける複業への取り組み方を考えていくのがいいと思いますよ。

これは余談になりますが、チームで複業にも取り組むことで、ペースをコントロールしながら複業に取り組みやすくなります。これは、私も複業人材チーム「BRMz」を立ち上げて実感しているところです。

タイミングさえ選べば、複業は誰にでもメリットがある取り組みです。ぜひ積極的にチャレンジすることをおすすめします!

よかったらシェアしてください!

コメント

コメントする

目次
閉じる