どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。
最近では「複業・副業解禁」というニュースも珍しくなくなりましたよね。IT企業などの「柔らかい系」だけでなく、銀行などの「カタい系」の企業でも副業制度が導入されています。
ニュースではまだまだ「副業」という言葉が使われることが多いですが、これからは「複業」という意識が大切だと思います。
この記事では、「副業」と「複業」の違いや、「副業」ではなく「複業」をおすすめする理由、「ポートフォリオワークという考え方」について説明していきます。
私自身、「副業」ではなく「複業」に取り組んできたつもりですが、大きな変化・成果があったと実感していますので、その経験も踏まえて、「複業と副業」について書いていきます。ぜひ参考にしてください!
私自身、「副業」ではなく「複業」に取り組んできたつもりですが、大きな変化・成果があったと実感していますので、その経験も踏まえて、「複業と副業」について書いていきます。ぜひ参考にしてください!
- 「副業」と「複業」の違いが知りたい!
- 「副業」ではなく「複業」がおすすめの理由を知りたい!
- 会社員だからこそ「複業」を目指すべき背景が知りたい!
副業ではなく「複業」「ポートフォリオワーク」をおすすめする理由
「複業」という言葉は今でこそよく聞くようになりましたが、少し前までは、あまり一般的ではありませんでした。
これまで一般的に使われてきた「副業」という言葉には、どうしても「ついで」「サブ」のニュアンスが含まれることが多かったように思います。
例えば、「隙間時間に副業でお小遣いを稼ぐ!」なんて広告を見かけたことのある人も多いのではないでしょうか? 怪しげな副業商材を売りつける広告やDMなども散見されるので、あまりいいイメージがない、という人もいるかもしれません。
もちろん「副業を本気でやっている」という方もいらっしゃると思いますし、副業には副業のよさがあるとも思っています。ただ、どうしても「本業の傍らで、ついでに副収入を稼ぐこと」が主目的になるケースが多いと感じています。
一方、複業・ポートフォリオワークの場合は、「ついで」「サブ」という位置づけではなく、ある意味すべてが「本業」です。どの仕事においてもプロとして価値を提供していくことに重きを置いています。
そして「稼ぐこと」は「提供した価値に対する結果」であって、唯一の目的でもありません。「スキルアップの機会」「エンプロイアビリティ向上」「新たなネットワークの構築」「主体性の醸成」「本当にやりたいことへの挑戦」「社会貢献」など、お金を稼ぐプロセスの中にこそメインの目的があります。
さらに、「仕事を複数かけもつことで、一方の仕事の中で得たものをもう一方の仕事に還元する」といった相乗効果を生んでいくことも、複業の醍醐味です。相乗効果によって仕事のクオリティを高めていくことで、より主体的に仕事を楽しめるようになる面も間違いなくありますよ。
隙間時間で効率よくお金を稼ぐ、というイメージの強い「副業」ではなく、自身のキャリアやスキルなどに目を向けた「複業」は、中長期的な視点で得られるものが多い考え方だと思います!
複業・ポートフォリオワークは、キャリアの可能性を広げ、自身のいきがいを感じられる取り組み!
サイドジョブやパラレルワークではなく「ポートフォリオワーク」とする理由
横文字・カタカナ語で「複業・副業」を表すときも、いろいろな言葉があります。サイドワーク、サイドジョブ、パラレルワーク、パラレルキャリアなどなど。
サイドワーク、サイドジョブは、「副業」のニュアンスに近いです。
一方、パラレルワーク、パラレルキャリアは、複数の仕事を並行して行うという意味で、いわゆる「複業」を指しているといえるでしょう。
そのうえで、私は「ポートフォリオワーク」という言葉が1番好きで、「複業」の英訳にもっともマッチすると思っています。
それは、「ポートフォリオワーク」は、「仕事を組み合わせることに意味がある」という点を、より強調してくれる言葉だと感じているからです。
「ポートフォリオ」という言葉は、資産運用の場面でよく使われます。リスクを分散しつつ目的に合ったリターンを得られるよう、特徴の異なる複数の金融商品を組み合わせる、という考え方です。
この考え方は、これからのキャリア・仕事を考えるうえで、とても重要になると感じています。
というのも、盲目的にひとつの会社、ひとつの仕事に専念するのは、VUCAとも言われる変化の速い時代で、少しリスクが高くはないでしょうか? 考えた結果の専門性追求はむしろ望ましいと思いますが、そうでないのであれば、複数の仕事、複数のキャリアを意識的に組み合わせることで、「ひとつの仕事だけに絞るときには得られない、複業を実践したからこその相乗効果」を目指すことも、魅力的な選択肢ではないでしょうか。
複数のキャリアを歩むうえでは、転職するのもひとつの方法です。ただ複業は、「今の会社が好きで貢献したい」「家庭のことを考えるとリスクはとれない」という人にも優しい選択肢ですし、同時並行で複数の仕事を行うことで、シナジーが発揮しやすい面もあります。
複数の仕事を通してスキルやつながりを広げ、深めることで、自分の目的、目標を達成していく。さらには自分の可能性も自然と広がっていく。
「ポートフォリオワーク」は、これからの社会人にとって必要な考え方が詰め込まれた言葉のように思います。
ポートフォリオワークは、「仕事を意識的に組み合わせる意味」を含んだ言葉!
まとめ|副業ではなく「複業」「ポートフォリオワーク」をおすすめする理由
今回は「複業」、そして「ポートフォリオワーク」をおすすめする理由について書いてきました。
あくまでひとつの考え方であり、「副業」や「パラレルワーク」「パラレルキャリア」という言葉に比べて、「複業」「ポートフォリオワーク」が優れているということでは決してありません。
ただ、私が実践した経験を踏まえると、「複業」「ポートフォリオワーク」という言葉・考え方がこれからは重要であり、時代に求められていることと1番マッチすると思っています。
複業は、始めるときが1番大変です。↓の記事たちでノウハウを紹介していますので、複業・ポートフォリオワークに少しでも興味がある人は、ぜひあわせて読んでみてください!
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