「ふくしま副業プロジェクト オンライントークイベント」から考える複業のポイント

どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。

先日、福島県地域振興課主催の「副業で変わる地域の未来 ふくしま副業プロジェクト オンライントークイベント」にお誘いいただき、いちリスナーとして参加してきました。

3つの企業の代表者と、それぞれの支援に携わった複業人材の方が登壇して複業体験談を語るイベントでしたが、生々しい部分も含めたトークもあり、複業をしている身としては頷くことも多いイベントでした。

この記事では、「ふくしま副業プロジェクト オンライントークイベント」をきっかけにあらためて感じた「複業がうまくいくポイント」をまとめていきます。

複業に興味がある人、特に地方副業も視野に入れている人はぜひご覧ください!

この記事はこんな人におすすめ
  • 複業に興味があって、これから始めたい!
  • 地方副業に興味がある!リモートで企業を支援したい!
  • 複業に重要なポイントをあらためて押さえたい!
目次

「ふくしま副業プロジェクト」から考える複業のポイント

「ふくしま副業プロジェクト」から考える複業のポイント

今回のトークイベントで、3つのプロジェクトに共通して感じたのは「企業の代表と、複業人材との間で強い信頼関係が築けている」ということです。

トークイベントに登壇されているくらいなので、当然ながらうまくいったプロジェクトを集めているに決まってはいるのですが、それでも、冗談を言い合いながら正直ベースの話をされている様子からは、ただのアウトソーシングではなく、協業するパートナーであるという印象を受けました。

私自身も複業をしていて、プロジェクトを成功に導くには「信頼関係の構築」が肝だと感じています。

では、信頼関係の構築を促してくれて、複業を成功しやすくするためのポイントは何なのか?

今回のトークイベントからあらためて感じたのは、次の3つです。

複業がうまくいくための3つのポイント
  1. 必要なのは「高い専門性」よりも「人間性」
  2. リモートで支援するからこそ効く「アナログなコミュニケーション」
  3. 支援を効果的にする「複業人材チームの力」

必要なのは「高い専門性」よりも「人間性」

信頼関係を築き複業を成功に導くうえで、まず欠かせないのは「人間性」です。

相性やコミュニケーション能力も含めたものになりますが、要は「ひとりの人間として好きになれるか、信頼できるか」という部分です。

トークイベントに出てきていた方々は、企業の経営者はもちろん、複業人材の方々を含めて、みなさん人間的な誠実さが端々から伺えました。サービス精神も旺盛で、トークを盛り上げようとしていたところからも、気遣いができる人間性が伺えました。

もちろん、それぞれ専門性もある方々ではあったと思いますが、それ以上に、その人間性に惹かれたのでは?と感じたのも事実です。

実際に複業を考えるにあたって「自分には専門性がないから難しそう…」と最初から諦めてしまう人がいますが、これは本当にもったいないと思います。他の記事でも何度も書いている通り、専門性以上に、「人として信用できるか」「この人と一緒に仕事をしたいと感じるか」のほうが、圧倒的に大事です。

複業も、結局は「人と人で行うもの」なので、その点を忘れないようにしたいなと、私自身あらためて思いました。

リモートで支援するからこそ効く「アナログなコミュニケーション」

複業のポイント2点目は、「アナログなコミュニケーション」です。

福島県のトークイベントの中で、「地方副業はどうしてもリモートでの支援になる。だからアナログなコミュニケーションも大切にしたい」という想いから、「福島の野菜やお米を複業人材の方に贈って、せめて味覚だけでも共有したいと思った」というエピソードを話されていた経営者の方がいらっしゃいました。

今ではオンラインだけでもコミュニケーションはできますが、そこにちょっとしたアナログな・リアルなコミュニケーションが加わると、関係性がさらに深まります

私は、このお話を伺うまであまり意識していなかったのですが、確かに、その地方の名産品等を送っていただいてから一気にその地域を身近に感じ、関係性が深まった経験がありました。

例えば、1回だけでもそのエリアに行ってみる、同じものを食べてみる、これまでに入ったことがあるのならその時のエピソードを共有するなど、ちょっとしたことで構いません。それだけでぐっと距離が縮まると思います。

支援を効果的にする「複業人材チームの力」

最後のポイントは、「複業人材がチームを組んで支援をすることで成果が出やすくなる」という点です。

今回、意図していたのかどうかは分かりませんが、どのプロジェクトも、ひとりの複業人材ではなく、複数の複業人材が企業を支援する事例でした。

トークイベントの中でも、それぞれの複業人材が果たした役割が話されていたのですが、「それぞれが得意分野を活かして役割分担し、プロジェクトを多方面から推進していく」、「ひとりが色々とアイデアを出すタイプなら、もうひとりはファシリテーションに回って議論をまとめていく」、「複業人材間で密に情報共有し、関係性をしっかりと築き、より効果的な支援ができないか議論していく」といったことが伺えて、あらためて「複業人材がチームを組んで支援することの意義」を強く感じました

ひとりでは、知っていること、できること、割ける時間にどうしても限界があります。複数人の複業人材が集まって進めることで、その限界を取っ払うことができますし、仮に迷うときであっても、チームであれば相談しながら最適解を探すことが可能です。

今はまだひとりの複業人材がひとつの企業を支援する、というケースのほうが多いと思いますが、これからは複業人材がチームを組んで支援するケースも増えてくると感じました。私自身、有志で複業人材チームの「BRMz」を立ち上げましたが、あらためて頑張っていこうと思ったイベントにもなりました。

まとめ|「ふくしま副業プロジェクト」から考える複業のポイント

今回は、福島県地域振興課主催の「副業で変わる地域の未来 ふくしま副業プロジェクト オンライントークイベント」をきっかけに考えた「複業がうまくいくためのポイント」について書きました。

今回紹介した「人間性」「アナログなコミュニケーション」「複業人材チームの力」は、どれも複業のポイントになると強く感じています。

複業を始めようと考えている人、地方副業をしたいと感じている人は、ぜひ参考にしてください。そして、今回のようなイベントはいろいろなところで行われているので、興味があったらぜひ参加してみましょう。きっと、ロールモデルになるような事例が見つかると思います。

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