どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。
複業・副業を始めたいと思った理由や、今置かれている状況は、人それぞれだと思います。複業で活躍する自信がある人もいれば、自分に本当にできるのか悩む人もいるでしょう。複業しやすい環境にある人もいれば、なかなか時間をつくるのが難しい人もいるでしょう。
この記事では、私の実体験も踏まえながら、「(やろうと思えば)複業・副業できない人なんていない!」ということと、「(とはいえ)複業・副業に適したタイミングはある」ということを紹介していきます。
まさに複業・副業を始めようか迷っている人、今始めるべきなのかどうか悩んでいる人は、特に参考にしてもらえればと思います。
- 複業・副業は本当に誰でもできるか疑問がある!
- 複業・副業に適したタイミングを知りたい!
- 副業禁止の会社にいる人ができることを教えてほしい!
複業・副業は人を選ばない!(複業で価値が提供できない人はいない!)
あえて言い切りますが、複業・副業は人を選びません。自分には複業できる専門性がない…と悩む人もいますが、そんなことはない、と私は思います。
もちろん、それぞれが得意とする分野が違うので、活躍できるフィールドは違いますが、複業・副業をしたいと思ったら、何かしら提供できる価値はあります。その価値を求めているところは絶対にどこかにあります。
自分には提供できる価値や専門性がないと思っていても、それは基本的に気づいてないだけです。自分のキャリアを注意深く振り返ってみればきっと見つかりますし、それでも見つからないように感じるのであれば、資格など分かりやすくアピールできるものをつくるのも選択肢のひとつでしょう。
複業・副業はタイミングを選ぶ!
複業・副業は人を選ばないと書きましたが、それは「複業で価値を提供できない人はいない」という意味で、「複業に適さないタイミング」は人それぞれあると思います。
例えば、入社したばかり、異動したばかりで、勤務先の仕事に集中する必要があるとき。必ずしもできないわけではないですが、勤務先で活躍することで複業の好循環が生まれやすいので、勤務先の仕事に重きを置いたほうがいいタイミングではあるでしょう。
仕事だけでなく、プライベートも大事です。勤務先の仕事と複業で、プライベートを犠牲にすることは意外にあります。一時期だけ複業に集中して、軌道に乗せたところでバランスをとっていく、というのはいいと思いますが、それが続くと家庭に支障をきたすかもしれません。
自分ひとりではなく、家族や勤務先の仲間の理解があって初めて複業ができていることを自覚したうえで、バランスを大切にしましょう。
私自身も複業を始めたタイミングではかなりプライベートを削って家族に負担をかけた実感があります。今ではだいぶバランスが取れるようになりましたが、周りを見ていてもバランスを崩してしまう人は意外と少なくないので、注意してください!
ちなみに、複業はタイミングを選ぶ都合上、例えば「急な異動で勤務先の仕事が忙しくなってしまって、複業に時間を回せなくなってしまう」というケースはどうしても起こり得ると思います。急に複業・副業人材のサポートが得られなくなると支援される側の企業は困ってしまいますが、そういった事態にも対応できる仕組みとして、複業をチームで行う「BRMz」を立ち上げた経緯があります。
自分がマンパワーを割けないときに代わりに頼める人がいると、より誠実な支援ができると思いますよ。
会社が複業・副業を禁止しているときにできること
「誰でも複業・副業はできると言われても、会社に禁止されている」という人もいると思います。確かに、副業禁止の会社に勤めている場合、どんなにやる気があっても一歩が踏み出せず、で悶々としているかもしれません。
そんなときでも、できることはあります。複業・副業が解禁されたときにすぐスタートできるような準備、複業・副業解禁への会社への働きかけなどです。
実際、私も複業・副業を模索し始めたころは、まだ会社から許可されていなかったので、数人の同僚と複業のメリット・デメリットを整理して制度導入を提案しにいきました。
もし、複業が自分の人生・キャリアにとって欠かせないと考えるならなら、複業OKの会社への転職を検討するのもいいと思います。ただ、これは人によるところで、今の会社が好きであれば必ずしも複業の優先順位は高くないかもしれません。「複業すること自体を目的化していないか」「複業の先に何を目指すのか」を明確にしたうえで、行動に移していくことをおすすめします。
まとめ|複業・副業は人を選ばない、ただタイミングは選ぶ!複業をするべき人とは?
今回は「複業・副業は人を選ばない、ただタイミングは選ぶ!」をテーマに説明しました。
どんな人であっても、必ず複業・副業で求められる場があります。ただ、いつでも、どれだけでも複業に取り組んでいいかというと、それぞれの人生のタイミングに合わせた取り組み方が必要だとも思います。
複業・副業を目的化するのではなく、最終的に自分が大切にしたいものは何なのかを意識しながら、今の自分にあった取り組み方を見つけていきましょう。
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