複業・副業でM&Aアドバイザーはできる?【結論:できます!】

どうも、サラリーマンで複業家のたかしです。

こんな疑問や悩みはありませんか?
  • M&Aアドバイザーって何?
  • 複業・副業でM&Aアドバイザーはできる?
  • M&Aアドバイザーとしての仕事をどこで見つけるの?
複業・副業でM&Aをやってみたい!

自分のキャリアについて考えたときに、M&Aアドバイザー(M&Aアドバイザリー)に一度は関心を持ったことのあるビジネスパーソンの方も少なくないのではないでしょうか。

高度な専門スキルを持っている。収入も多い。ただし激務。コンサル会社や証券会社(投資銀行)出身者が多く、敷居が高い。これがM&Aアドバイザーに対して多くの人がぼんやりと抱くイメージなのでは思います。

事業承継などが社会全体の課題として注目されるなか、M&Aアドバイザーに対する関心もさらに高まっています。M&Aのノウハウを身に着けてキャリアの幅を広げたい方も増えていると思いますし、自分自身でM&Aをして会社を経営してみたいと考える人も増えているようです。

M&A専門の(有名な)会社に入るとなるとハードルはかなり高いですが、実は、複業・副業でもM&Aアドバイザーの経験を積むことは可能です。会社員として勤めながらM&Aアドバイザーを複業・副業として実践すれば、ビジネススキルの向上につながり、勤務先で貢献できる幅も広がると思います。

この記事では、私の実体験をベースに、M&Aアドバイザーの複業・副業についてまとめますので、ぜひ参考にしてください!

この記事はこんな人におすすめ
  • M&Aアドバイザーについて知りたい!
  • 複業・副業でM&Aアドバイザーはできるのか教えてほしい!
  • M&Aアドバイザーとしての仕事をどこで見つけるのか知りたい!
目次

M&Aアドバイザーの仕事って?M&Aアドバイザリーとの違いは?

M&Aアドバイザーの仕事って?M&Aアドバイザリーとの違いは?

M&Aアドバイザーの仕事といっても、その内容は多岐に亘るので、まずは簡単に整理しておきましょう。

M&Aアドバイザーをざっくりまとめると「M&Aがうまくいくよう、プロセス全般をサポートする専門家」です。売り手または買い手のFA(フィナンシャルアドバイザー)として支援するケースと、売り手・買い手の間に立って仲介するケースがあります。

売り手企業のFAとしてサポートする場合には、売り手企業の魅力を適切にまとめることや、買い手企業を探索し売り手企業の価値を伝えること、条件交渉や契約書案のやり取り、全体の進捗管理などが仕事です。

買い手企業のFAも大きい括りではあまり変わりはありませんが、DD(デューデリジェンス)を行って買収する会社の価値を見極めることも大切な役割になります。

仲介は、買い手・売り手の間に立ち、同様の業務を行いながらWin-WinのM&Aが成立するように取り進めていくのが役割です(あくまで仲介なのでDDは行いません)。

ちなみに、「M&Aアドバイザリー」とは、上記のようなM&A成立までのプロセスをサポートしていく業務のことを指していて、「M&Aアドバイザー」はその業務を行う専門家のことを指しています。

M&Aアドバイザーはビジネス基礎力がとても役立つ仕事

M&Aアドバイザーはビジネス基礎力がとても役立つ仕事

M&Aアドバイザーの仕事では、幅広いビジネススキルが求められます。定性・定量的に企業の分析を行うスキル、その強みや弱みを捉えて分かりやすくまとめるスキル、マーケットの情報を集めて先行きを見通すスキル、高度な交渉スキルやコミュニケーションスキル、財務・法務などビジネス全般の知識など、少し挙げただけでも求めらるスキルが多岐に亘ることがイメージできると思います。

ここで役立つのが、ビジネス基礎力です。もちろん、基礎レベルではなくもっと深い知識が求められる場面はありますが、まずは幅広いビジネス基礎力を備えることが必須です。広い基礎力があれば、案件に応じて必要になった部分を深掘りしていくことで対応できる場面も多いです。

このビジネス基礎力は、ジョブローテーションを行ってジェネラリスト的なキャリアを歩んできた会社員と相性がいいです。ファイナンスなど、一定の分野の深いスキルを身につける必要はありますが、M&Aアドバイザリーを行ううえで、ビジネスにおける総合力は大きな武器になるでしょう。

M&Aアドバイザーの仕事は自分とは縁遠いもの、となんとなく思っている人も、あらためて考えてみるとその素養があるケースは決して少なくないと思いますよ。

複業・副業でM&Aアドバイザーをするために必要な工夫とは?

複業・副業でM&Aアドバイザーをするために必要な工夫とは?

ビジネス基礎力には自信があっても、「M&Aアドバイザーは激務のイメージがあるし、本当に複業・副業でできるの?」と思う方も多いと思います。

工夫は必要になりますが、複業・副業でM&Aアドバイザーを行うことは可能ですこれも私の実体験ベースなので、適当に言っているわけではありません。むしろ、M&Aアドバイザーの働き方は、複業・副業に向いている面もあると思っています。

M&Aアドバイザーを複業で行うために必要な工夫は、以下の3つです。

必要な3つの工夫
  • スモールM&Aにフォーカスすること
  • M&Aのマッチングプラットフォームを活用すること
  • Web会議やメール、チャットツールを有効活用すること

まず、大きいM&A案件の場合、複業・副業で行うのはさすがに厳しいでしょう。数百万円から、大きくても1億円未満の規模のスモールM&Aに限定するのが現実的だと思います。

最近では、スモールM&Aの案件を取り扱うマッチングプラットフォームも増えているので有効活用しましょう。複業・副業の場合、売り手企業・買い手企業を自ら探索して営業活動を行うのは、時間的にもネットワーク的にも厳しいものがあります。その点、スモールM&Aに特化したマッチングプラットフォームを使えば、買い手候補のほうから手を挙げてくれるので、複業・副業でもM&Aアドバイザリーが行いやすくなります。

ちなみに、M&Aのマッチングプラットフォームの中では「バトンズ」がおすすめです。バトンズ認定M&Aアドバイザーになるための講座の提供をはじめとしてサポートが充実していますし、M&Aアドバイザーをつけること自体を推奨しているプラットフォームなので、ノウハウやネットワークに不安がある方はまずここから始めるといいでしょう。

他の複業・副業と同様に、Web会議やメール、チャットツールなどの活用は必須です。ITツールを上手に活用することで対面で面談する回数を減らせるため、勤務先の仕事との両立もできるようになります。対面の回数を減らすというと悪い印象を持つ人もいるかもしれませんが、むしろ工夫次第でわざわざ対面で会うよりも素早い情報共有が可能になるケースも多いです。

ちなみに、資料作成などの業務は朝や夕方以降などに行えるので、勤務時間とバッティングしないようコントロールするのはそう難しくありません。この「時間を選ばない業務もけっこう多い」という点で、M&Aアドバイザーの仕事は複業・副業に向いている面があるといえるでしょう。

繰り返しになりますが、「複業・副業でM&Aアドバイザーを行うこと」は、工夫次第で十分可能です!

まとめ|複業・副業でM&Aアドバイザーはできる?【結論:できます!】

今回は「複業・副業でM&Aアドバイザーはできるのか?」をテーマにまとめてきました。

上で述べた通り、「スモールM&Aにフォーカスすること」、「M&Aのマッチングプラットフォームを活用すること」、「Web会議やメール、チャットツールを有効活用すること」で、会社員をしながらM&Aアドバイザーとして活躍することも十分に可能です。むしろ、会社員としてビジネス基礎力を身につけてきた人は、M&Aアドバイザーの素養があるともいえるでしょう。

もちろん、M&Aアドバイザーは簡単な仕事ではありません。特にスモールM&Aは「人生」と向き合うことも多く、ビジネス基礎力の上に専門性を積み重ねていく努力も必要です。ただ、仕事としてやりがいがあり、高度なビジネススキルが身につく機会にもなります。

私自身の経験上、苦労をしてでも飛び込む価値があると感じます。少しでも興味のある方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

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