どうも、サラリーマンで複業家のまつもとです。
複業・副業を始めるときに、欠かせないのが「メールアドレス」です。いくらチャットツールなどが浸透してきたと言っても、メールアドレスなしにビジネスすることは考えにくいでしょう。
そこで悩むのが、「どんなメールアドレスを使えばいいか?」ということです。Gmailなどのフリーで使えるメールアドレスを使うのか、一般的な企業のように独自ドメインのメールアドレス(@▲▲.co.jp、 @●●.jp、@■■.comなど)を使うのか。大きくこの2つで迷うことになると思います。
この記事では、Gmail・独自ドメインのメールアドレスがそれぞれ持つメリット・デメリットを踏まえながら、どちらを使うべきかについて解説していきます。
- 複業・副業で使うメールアドレスで迷っている
- 独自ドメインのメールアドレスは簡単にとれるのか、どれくらい費用がかかるのか知りたい!
- Gmailと独自ドメインのメールアドレス、結局はどっちを使えばいいか教えてほしい!
複業・副業で使うメールアドレスはGmail?それとも独自ドメイン?
私自身も、複業・副業を始めるときに、メールアドレスをどうしようかでかなり迷いました。プライベートでも使っているGmailを使うのか、複業・副業用のGmailを新しくつくるのか、独自ドメインのメールアドレスをつくるのか。多くの人が同じ悩みを抱えるのでは?と思います。
それぞれのメリット・デメリットを把握しないと、なかなか決断もできないと思うので、まずは「メリデメ」を整理していきましょう。
ちなみに、プライベートでよく使われるメールアドレスには、GmailやYahoo!メールに代表されるフリーメール、携帯キャリアが提供するキャリアメール、インターネットプロバイダーが提供するプロバイダーメールなどがあります。ここでは「独自ドメインのメールアドレスではないメールアドレス」の代表例として、上記の中から、使用者が多く誰でも無料で使える「Gmail」を取り上げていきます。
複業・副業でGmailを使うときのメリット・デメリット
Yahoo!メールやHotmailなど、他にもフリーメールはありますが、最近はGmailの使用率が高いように思います。Googleアカウントはかなりいろいろな場面で使いますし、利用している人も多いのではないでしょうか。
プライベートでも大活躍のGmailですが、複業・副業で使うときにはメリット・デメリット両面があります。順に見ていきましょう。
複業・副業でGmailを使うメリット
無料で簡単に使えるGmailですが、主なメリットを5点あげました。
- 無料で使える
- 独自ドメインと比べて導入が簡単(登録するだけでつくれる)
- (プライベートでも使っている人は)使い慣れている
- 使用者が多く、ビジネスの場面でも見かける機会があるので、他のフリーアドレスと比べて信頼感がある
- Googleカレンダーを始め、様々なアプリ連携がとりやすく、業務効率化につながる
無料で、導入も使用も簡単。業務効率化にもプラスの影響がある。これだけでもGmailの使用に十分メリットがあるのは実感できますね。
複業・副業でGmailを使うデメリット
メリットの多いGmailですが、複業・副業で使う場合、つまりビジネスで使う場合には、デメリットもあります。
- 独自ドメインと比べて信頼性に欠ける
無料で簡単に導入できることの裏返しですが、どうしても「独自ドメインと比べると信頼性に欠けてしまう」のが最大のデメリットです。他にもフリーアドレスだとできないことはあるのですが、やはり何よりも「信頼性」でしょう。
実際に、Gmailから来たメールと××@○○.jpから来たメールを比べると、やはり後者のほうがビジネスチックで信頼できるという印象を受けるでしょう。
単純に数だけ比べるとメリットのほうが多いですが、「信頼性」はビジネスにおいて重要な要素ですので、このデメリットは決して無視できないでしょう。(ちなみに、これは完全に個人的な感覚ですが、Gmail以外のフリーメールや携帯キャリアが提供するキャリアメールは、Gmailよりも信頼性が低いイメージを持たれやすいように思います。。)
複業・副業で独自ドメインのメールアドレスを使うときのメリット・デメリット
会社員の場合、独自ドメインのメールアドレスは与えられるものであって、自分でつくるなんて考えたこともない人は少なくないと思います。複業・副業を始める前は、私もそうでした。
独自ドメインのメールアドレスを複業・副業で活用するときのメリット・デメリットは、Gmailのメリット・デメリットと対の関係にあります。こちらも順番に見ていきましょう。
複業・副業で独自ドメインのメールアドレスを使うメリット
独自ドメインのメールアドレス を使うメリットは、何よりも「信頼性」でしょう。
- フリーアドレスと比べて信頼感がある
フリーアドレスの場合、どうしてもプライベート感が否めません。フリーランスでGmailなどを使っている人もいますが、ビジネスに馴染むのは独自ドメインのメールアドレスでしょう。
複業・副業で独自ドメインのメールアドレスを使うデメリット
独自ドメインのメールアドレス のデメリットは、大きく2つに集約されます。フリーアドレスを使うときにはかからない「コスト」と「手間」がデメリットです。
- コストがかかる
- 最初の導入に手間がかかる
コストと手間を嫌ってフリーアドレスで複業・副業を始める人も多いと思いますし、その気持ちも分かります。
ただ、実際に使ってみると、コストはそんなにかかりません。独自ドメインは.comなら約1,000円/年、.jpでも約4,000円/年で取得可能です。サーバーも数百円/月のプランで十分なので、トータルで年間数千円という水準です。
手間の面も、ドメインの取得、サーバーの契約、メールソフトの設定を最初にする必要はありますが、そう難しいものではないですし、一度設定を終えてしまえば普段使う分にはまったくストレスもないでしょう。
独自ドメインのメールアドレスを自分でつくったことがないために、「独自ドメインのもつデメリットを過剰評価してしまっている」面もあると思います。
結論|おすすめは独自ドメイン!複業・副業の種類や割り切り次第でGmailもOK
Gmailと独自ドメインのメールアドレスについて、それぞれの抱えるメリット・デメリットを見てきました。それぞれ一長一短がありますが、忘れてはいけないのは、複業・副業は、あくまでビジネスだということです。
ビジネスにおいて「信頼できるかどうか」は最重要ですし、メールアドレスの第一印象で損していまうのはもったいないと思います。だからこそ、特にこだわりがないのであれば、独自ドメインのメールアドレスの使用をおすすめします。
独自ドメインのメールアドレスを導入するのは、決して難しくないですし、コストも大したことないですよ。
ただ、企業ではなく個人だけを相手にする複業・副業や、顧客の数がそもそも少ない複業・副業など、メールアドレスの与える信頼性をあまり気にしなくていいケースもあるでしょう。その場合はGmailを選んでも問題ないと思います。ただその時も、「名前@gmail.com」など、シンプルなものにするのがいいでしょう。
自分の取り組む複業・副業がどんなもので、誰を相手にするのか。自分のメールアドレスがどんな印象を与えて、それは複業・副業にマイナスの影響はないのか。こういった点に配慮すれば、メールアドレス選びで間違うことはないはずです。
サーバーやドメインに関しては↓の記事でも書いています。ホームページの件もあわせて書いていますので、ぜひあわせて読んでみてください。
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