どうも、サラリーマンで複業家のたかしです。
「複業・副業のメリットはよく分かった。だから、勇気を出して一歩踏み出したい。でも、自分には分かりやすい専門性やスキルはないから、複業・副業を始めようにもどんな仕事をすればいいか分からない。」
そんな人は、決して少なくないと思います。大企業の会社員ほど、ジョブローテーションの中でジェネラリストとしてキャリアを歩んでいることも多く、「特別なスキルがない」と思い込んでいる人はいるでしょう。
本当に専門性や特別なスキルがないかは置いておいて(実は気づいていないだけというケースもあるのですが)、「誰でも比較的始めやすい仕事」と「簡単には始められない人を選ぶ仕事」があるのは事実です。
この記事では、誰にとっても始めやすい仕事として「ライティング」を紹介します。「複業・副業に興味がある。でもどんな仕事から始めればいいのか分からない」という人はぜひ参考にしてください!
- 複業・副業を始めるときにおすすめの仕事を知りたい!
- 最近よく聞く「ライティング」ってどんな仕事なのか説明してほしい!
- 「ライター」になることで鍛えられるスキルを教えてほしい!
複業・副業を始めるときにおすすめ!始めやすい「ライティング」の仕事とは?
「ライティング」とは、文字通り「書くこと」を仕事します。ライティングを仕事とする人を「ライター」と呼びますよね。
インターネットなしでは生きられない社会において、「書く仕事」はたくさんあります。新聞記事や有名雑誌に寄稿するライターは一握りですが、様々なWebメディア用の記事を書く仕事は、クラウドソーシング上でたくさん募集されていますよ。
「仕事の量」という側面でライティングは比較的「誰もが始めやすい仕事」になっているのですが、それだけではありません。ライティングは「特別な資格などがなくとも始められる」「時間や場所を選ばない」という点でも会社員の複業・副業に向いています。
こんな特徴をそなえているからこそ、複業・副業でもライティングが注目されているといえるでしょう。
ライティングの仕事は間口が広い!ただし「専門性が必要ない仕事」ではない
先ほども、ライティングは「誰もが始めやすい仕事」と書きました。実際、特別な資格は必要ないですし、「書くこと」自体は誰でもできます。
ただ誤解してほしくないのは、あくまで「専門性がなくても始められる仕事」なのであって、「専門性が必要ない仕事」ではないということです。
ライティングの仕事を始めようと思うとクラウドソーシングのサービスで仕事を探すのが近道になりますが、実際に案件を見てみると、同じライティングの仕事といっても、単価差があるのが分かると思います。
ライティングの仕事では「1文字=〇円」という考え方をされることが多いですが、経験・実績のない人の場合は1文字=1円以下のことも珍しくありません。
一方、経験と実績さえあれば、単価が何倍にもなります。この報酬のギャップにもライティングの仕事の奥深さがよく表れていますし、より高い専門性を求められるマーケットもあることはぜひ押さえておきたいです。
複業・副業でライティングに取り組むことで鍛えられる3つの力
特別なスキルがなくとも、また時間や場所を選ばずに始められる。そんな「始めやすさ」が魅力である一方で、専門性を高めて文章のクオリティを高めることで、より高額な報酬も獲得可能な余地もある。それがライティングという仕事です。
せっかく複業・副業でライティングに取り組むのであれば、専門性を高めてスキルを高めたいところです。報酬以外にも、ライティングを通して鍛えられる3つの力があります。どれも会社員としてのスキルアップにつながる力です。
- 論理的な構成力
- コピーライティング力
- SEOスキル
論理的な構成力
仕事として文章を書くからには、「分かりやすく伝える文章」を書かないといけません。文章に説得力を持たせて読者を納得させるには「論理的な構成力」が不可欠になります。
結論は何なのか?その結論を支える根拠は分かりやすく伝えられているか?文章や段落ごとのつながりが明確か?など、挙げればキリがないですが、要は「読者にとって読みやすく、理解しやすい文章かどうか」を意識して書くことが大切です。
複業・副業を通して、仕事として文章を書くことを重ねれば、「論理的な構成力」は間違いなく鍛えられるでしょう。ただ複業・副業のクオリティが上がるだけではなく、例えばプレゼン力や説明力といった「勤務先での仕事」にも大いに役立つはずです。
コピーライティング力
魅力的な文章、惹きつける文章を書くには、「論理的な構成力」に加えて「コピーライティング力」も必要です。
短い文章の中でどんな言葉を選ぶのか?その見出しはキャッチ―で読みたくなるのか?その言葉は商品・サービスの特長を端的に表しているのか?といったような、「短い言葉・文章で惹きつける力」とも言えるでしょう。
コピーライティング力は、Webメディアの記事だけではなく、例えばメルマガの文章や商品のキャッチコピーを考える仕事を通しても鍛えられるスキルです。「ライティング」といってもその種類は豊富なので、選り好みせずにいろんな種類の仕事にチャレンジしてみましょう。
SEOスキル
ライティングの仕事で1番多いのは、Webメディア(企業のオウンドメディア・ブログなど)用の記事を書く仕事でしょう。
その目的の多くは、「読者の知りたい情報を充実させて訪問者を増やすこと(さらにいえば自社製品やサービスの顧客・ファンになってもらうこと)」であり、そのためにも「SEO」の視点が不可欠になります。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」のことです。すなわち、Googleなどで検索したときに、自社のページがより上位に表示され、たくさんの人に見てもらえるようにすることを指しています。
SEOスキルはデジタルマーケティングスキルの一種です。既に多くのニーズがあるスキルですし、SEOの専門性は各所で求められています。勤務先でデジタルマーケティングに触れているかどうかは関係なく、複業・副業を通してSEOスキルを高められるのであれば、それはビジネスパーソンとして非常にいい機会といえるでしょう。
SEOスキルを高めるには、実際に仕事を請けて、いろいろと調べながら実践を重ねていくのが結局は近道ですが、良書もたくさんあるので、一度読んでみるとイメージがわきやすいかもしれません。↓はマンガも豊富で読みやすく、何より分かりやすいので初心者にもおすすめですよ。
ライティングの複業・副業を探すならクラウドソーシングのサービスを使おう
さっきも少し触れましたが、ライティングの仕事を探すならクラウドソーシングサービスを使うのが1番早いです。案件の数も種類も豊富ですし、興味のある案件にどんどん申し込んでみましょう。
最初はなかなか採用されにくいですが、条件の低いものも経験として割り切って請けたり、やる気と丁寧さをアピールしたりといった工夫で実績を積めば、単価も採用率も上がっていくはずです。
クラウドソーシングのサービスはたくさんあるので迷ってしまうかもしれませんが、「ココナラ」や「ランサーズ」、「クラウドワークス」に登録しておけば間違いないです。有名どころだけあって案件の数は多いですし、ここから始めて経験を積んだうえで、ルートを広げていくのがいいでしょう。
ちなみに、ひとつに絞るのであれば、私のおすすめは 「クラウドワークス」です。ただ、登録してもお金がかかるわけではないので、複数登録しておく人のほうが多いと思います。
まだ使ったことがない場合には、とりあえず登録やスキルの出品だけして、案件を眺めるところから始めましょう。手っ取り早くライティングの仕事のイメージをつかめると思いますよ。
まとめ|複業・副業を始めるときにおすすめ!始めやすい「ライティング」の仕事とは?
この記事では、初心者でも取り組みやすい「ライティング」について説明しました。複業・副業を始めたいけど、自分にはスキルがない…。そんな悩みを抱える人にもおすすめできるのが「ライター」です。
極めるには時間もかかりますが、特別なスキルがなくとも始められますし、やはり何より時間や場所を選ばずに仕事ができるというポイントは複業・副業にとって魅力的です。鍛えられるスキルもサラリーマンにとってプラスに働くものばかりなので、書くことが嫌いでなければ、一度はチャレンジする価値はあると思います。
複業・副業に取り組むうえでは「迷う時間があったら、まずは一度やってみる」というマインドを大切に取り組むと、思っているよりもうまくいきますよ。時間をつくって、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
コメント